THE PHOTO BANK OF VARIOUS TRAINS
南海電車の写真集



京阪電気鉄道 くらしの中の京阪 平成9年 #.1-#.2


鉄の収集






今から25年前の平成9年、私は社会人1年生。そして関西五私鉄の広報誌収集5年目を迎えました。平成5年版から平成8年版は既に御紹介済なので今回は今から25年前の平成9年の広報誌を御紹介しようと思います。まずは京阪、当時は「くらしの中の京阪」と題してA4サイズの広報誌を発刊していました。本当なら広報誌の中身をスキャンして御紹介したいのですが著作権法律面等にうとい私、とりあえず表紙を撮影し平成9年上半期の表紙と右上に記載している詳細を整理してみました。





平成9年1月号(251号)
・枚方市駅が第3回「大阪・心ふれあうまちづくり賞」の「大阪府知事賞」を受賞しました
・追分駅に大津絵を展示しています
・大みそか、お正月は特別ダイヤで運転します


平成9年2月号(252号)
・新型車両9000系がデビューします
・丹波橋駅橋上駅舎の拡張工事を進めています
・石山坂本線の複線化工事を進めています





平成9年3月号(253号)
・京阪線のダイヤ改正を3月22日(土)に実施します
・全ての特急車を2階建て車両付きの8両編成にします
・坂本駅仮ホームを移設しました


平成9年4月号(254号)
・4月1日(火)から旅客運賃を改定させていただきます
・耐震補強工事を進めています
・「1997京阪時刻表」を発売します





平成9年5月号(255号)
・丹波橋駅にエレベーターを2基増設しました
・石山坂本線で「ごっピーちゃん電車」を運行しています
・「葵祭」へは京阪電車で


平成9年6月号(256号)
・オリンピック大阪招致運動に協力しています
・京阪電車の駅施設と車両設備が京都府「福祉のまちづくり百選」に選ばれました
・「1997京阪時刻表」好評発売中!








前回に続いて今から25年前の平成9年の「くらしの中の京阪」、今回は7月以降の下半期を御紹介しようと思います。前回同様本当なら広報誌の中身をスキャンして御紹介したいのですが著作権法律面等にうとい私、とりあえず表紙を撮影し平成9年下半期の表紙と右上に記載している詳細を整理してみました。





平成9年7月号(257号)
・門真市駅の橋上駅舎の使用を開始しました
・祇園祭、天神祭に臨時列車を運転します
・9000系車両の第5編成が営業運転を開始しました


平成9年8月号(258号)
・平成9年度は、輸送力増強等工事に176億円を投資します
・「大文字五山送り火」と沿線の「花火大会」に臨時列車を運転します
・京阪宇治ビルがオープンします





平成9年9月号(259号)
・9月6日(土)から寝屋川市駅上り線高架ホームの使用を開始します
・鉄軌道線全線の複線化を達成します
・8000系ダブルデッカー車がデビューします


平成9年10月号(260号)
・京津線・京津三条〜御陵間の路線を廃止します
・8000系ダブルデッカー車の運行を開始しました
・「時代祭」へは京阪電車で





平成9年11月号(261号)
・大津線を新ダイヤで運行しています
・「連続43期責任事故皆無」の表彰を受けました
・1998年版京阪カレンダーを発売しています


平成9年12月号(262号)
・光善寺駅の駅改良工事を行っています
・引退車両の台車をアメリカの博物館に寄贈しました
・便利でお得な「初詣乗車券」を発売中


この企画の本当の目的、それは今から25年前の最新ニュースを御紹介できる点。例えば9000系や8000系ダブルデッカー車がデビューしたのが25年前、そして京津三条−御陵間の地上線が廃止されたのも25年前。そー言えば25年前、鉄道友の会の撮影会へ行った際、近くの人が「9000系の車体カラーでどうなるんやろ?」って話してたのを思い出しました。



Written on 2022/2/5 , 2/7