THE PHOTO BANK OF VARIOUS TRAINS
京阪電気鉄道 くらしの中の京阪 平成10年 #.1-#.2
鉄の収集
今から25年前の平成10年、私は社会人2年生。そして関西五私鉄の広報誌収集6年目を迎えました。平成5年版から平成9年版は既に御紹介済なので今回は今から25年前の平成10年の広報誌を御紹介しようと思います。まずは京阪、当時は「くらしの中の京阪」と題してA4サイズの広報誌を発刊していました。本当なら広報誌の中身をスキャンして御紹介したいのですが著作権法律面等にうとい私、とりあえず表紙を撮影し平成10年上半期の表紙と右上に記載している詳細を整理してみました。 平成10年1月号(263号) ・大みそか、お正月は特別ダイヤで運転します ・淀車庫の拡張工事が竣工しました ・千林駅の駅舎改良工事ならびにエレベーター設置工事を行っています 平成10年2月号(264号) ・5000系車両のリフレッシュ化工事を行っています ・のりこし精算機を京阪線全駅に設置します ・京阪線全線に車いす用渡し板を配備しました 平成10年3月号(265号) ・軌道検測車に新システムを導入しました ・大津線にモーターカーを導入しました ・京阪電車のクルットきっぷを発売中 平成10年4月号(266号) ・浜大津アーカスがいよいよオープンします ・全特急列車がダブルデッカー車付きになります ・駅構内の商業施設を充実します 平成10年5月号(267号) ・全ての特急列車が2階建車両付きの8両編成になりました ・駅のゴミの分別収集を進めています ・「葵祭」へは京阪電車で 平成10年6月号(268号) ・改造5000系車両の使用を開始しています ・特急停車駅にダブルデッカー車の乗車目標を新設しました ・浜大津アーカス好評営業中 前回に続いて今から25年前の平成10年の「くらしの中の京阪」、今回は7月以降の下半期を御紹介しようと思います。前回同様本当なら広報誌の中身をスキャンして御紹介したいのですが著作権法律面等にうとい私、とりあえず表紙を撮影し平成10年下半期の表紙と右上に記載している詳細を整理してみました。 平成10年7月号(269号) ・祇園祭、天神祭に臨時列車を運転します ・安全運転推進運動を実施します ・叡山電鉄「きらら」がローレル賞に選ばれました 平成10年8月号(270号) ・平成10年度は鉄道設備工事に108億円を投資します ・「大文字五山送り火」と沿線の「花火大会」に臨時列車を運転します ・駅構内にATMを設置します 平成10年9月号(271号) ・5000系車両のリフレッシュ工事を進めています ・駅がますます便利になります ・「秋の全国交通安全運動」にご協力ください 平成10年10月号(272号) ・来年4月1日より「ストアードバリューシステム」を導入し、「スルッとKANSAI」に加入します ・「鉄道の日」に際してイベントを行います ・「時代祭」へは京阪電車で 平成10年11月号(273号) ・「宇治快速 もみじSpecial」を運転します ・「もみじきっぷ」「ハイキングきっぷ」好評発売中 ・光善寺駅の橋上駅舎の使用を開始します 平成10年12月号(274号) ・便利でお得な「初詣乗車券」を発売します ・浜大津駅に「通り抜け型エレベーター」を設置しました ・守口市駅前に「QUONE(くぉ〜ね)」がオープンします この企画の本当の目的、それは今から25年前の最新ニュースを御紹介できる点。例えば8000系ダブルデッカー車が全編成に導入完了、叡山電鉄きららがローレル賞を受賞したのが25年前、そして今はなき5000系改造工事も25年前に行われたのが解ります。8000系はこの後新塗装化、そしてプレミアムカー導入と更なる進化が進むとはこの時、夢にも思いませんでした。 |